【初心者必見】ECサイトで副業を始める際の7つの注意点
副業としてECサイト運営を始める人が増えています。スマホひとつで始められる手軽さが魅力ですが、実際には法律や運営のリスクを把握しておくことがとても大切です。この記事では、これからEC副業を始めたい方に向けて、絶対に押さえておきたい7つの注意点を解説します。
1. 確定申告や税金など、法律面を理解する
副業でも、年間の所得が20万円を超える場合は確定申告が必要です(給与所得がある場合)。所得区分は「雑所得」または「事業所得」になるケースが多く、必要に応じて税理士に相談するのも良いでしょう。
また、本格的に取り組むなら開業届の提出を検討しましょう。開業すれば青色申告が可能になり、最大65万円の控除など節税メリットも期待できます。
2. 就業規則で副業が禁止されていないか確認
会社員の方は、勤務先の就業規則を必ず確認してください。副業が禁止または制限されている企業もあり、違反すると処分対象になる可能性も。副業の内容を公開するブログやSNSでの情報発信にも注意が必要です。
3. 商品の選定には法律リスクが潜む
以下のような商品には注意しましょう:
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ブランド品の無断販売(商標権侵害)
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キャラクターグッズの無許可販売(著作権侵害)
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サプリや化粧品、食品などの規制対象商品(薬機法・食品表示法)
効果・効能を誇張した表現や、誤解を招く表記は違法と判断される可能性があるため慎重に。
4. 仕入れと在庫には戦略が必要
副業の初期段階では在庫リスクを最小限に抑えることが重要です。可能であれば、小ロットまたはドロップシッピング形式で始めましょう。
ただし、無在庫販売を禁止しているプラットフォームもあるため、利用するサービスの利用規約は必ず確認を。
5. 販売プラットフォームごとの違いを理解する
代表的なプラットフォームには以下のようなものがあります:
プラットフォーム | 特徴 | 手数料 |
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Amazon | 集客力が高い | 約8~15% |
楽天市場 | 信頼性が高く顧客層も広い | 固定費+販売手数料 |
BASE | 初心者向けで無料から可 | 販売手数料6.6%~ |
Shopify | 海外販売にも対応可能 | 月額課金+手数料 |
メルカリShops | 個人にも使いやすい | 売上の10% |
規約・送料・手数料構造の違いを理解し、自分に合ったプラットフォームを選びましょう。
6. 顧客対応=信頼構築。ここを怠るとリピーターはつかない
発送の遅れや、連絡の返信が遅いと低評価レビューの原因になります。以下を徹底しましょう:
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商品説明は正確に記載
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発送予定日を明確に表示
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キャンセル・返品ポリシーを事前に明示
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顧客からの問い合わせには速やかに対応
7. セキュリティ・個人情報管理の重要性
EC運営では、顧客の氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報などを扱うことになります。これらは「個人情報」として法的保護の対象です。
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SSLなどの暗号化通信を利用
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顧客情報を第三者に渡さない
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外部アプリ連携時は信頼性を確認
特に、WordPressで自社サイトを運営する場合はプラグインの選定に注意が必要です。
まとめ:EC副業は「小さく始めて、大きく育てる」姿勢が成功の鍵
副業とはいえ、ECサイト運営には一定の準備と知識が求められます。いきなり高額な在庫を抱えたり、法的な落とし穴に気づかないまま始めると、赤字やトラブルのリスクも高くなります。
まずは小さな範囲でテスト販売から始めてみて、徐々に商品ラインナップや広告施策を広げていくのがおすすめです。
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