詐欺EC教材の実例まとめ【2020〜2025年最新版】|騙されないための防衛術
副業ブームの中で、「誰でも簡単に稼げるECビジネス」とうたった詐欺まがいの情報商材が次々と登場しています。
実際に、
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内容がスカスカなのに数十万円
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稼げるどころかマルチ勧誘に近い手口
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高額塾への勧誘が目的だった
というケースが後を絶ちません。
この記事では、2020〜2025年に問題視された詐欺的EC教材の実例をまとめ、
見分け方や対処法もあわせて解説します。
✅ そもそも「詐欺EC教材」とは?
本来、情報商材は合法ですが、以下のような特徴があると要注意です。
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根拠のない誇大広告(例:「誰でも月収100万円」)
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販売者の身元が不明
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教材の中身が曖昧、または一般論ばかり
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実践しても稼げない再現性のないノウハウ
🧨 実例1:月収保証をうたう“無在庫転売”教材
◾ 内容の概要:
「在庫不要!スマホ1台で自動化!Amazonで稼げる」とうたい、
数十万円の高額パッケージを販売。実態は薄っぺらなPDFと、
その後「この教材を売るビジネス」への誘導。
◾ 被害報告:
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教材通りにやってもアカウント停止
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Amazon規約違反(無在庫禁止)を推奨
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特商法表記なし・返金対応なし
🧨 実例2:「副業自動化ツール」+LINE誘導型教材
◾ 内容の概要:
YouTube広告やSNSで「1日5分で10万円」などと宣伝。
実際はLINE登録後、ステップ配信で「特別オファー」として教材を販売。
購入後も何度もアップセル。
◾ 被害報告:
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中身はChatGPTや無料ツールを紹介しただけのPDF
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有料商材を紹介し合う“情報弱者ループ”
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誇大広告で景品表示法違反の可能性も
🧨 実例3:「楽天ECで稼ぐ方法」系コンサル商材
◾ 内容の概要:
「楽天はブルーオーシャン」「法人化すれば利益率70%」と謳い、
30万〜50万円の個別コンサルを販売。
実際は汎用的な内容のみでサポートなし。
◾ 被害報告:
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サポートはチャット1通のみ
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返金保証なし、法人登記も誘導されてトラブルに
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「塾生同士でレビューを書き合う」など不正行為を強要
✅ 詐欺教材に共通する5つの特徴
特徴 | 内容 |
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✅ 宣伝が過剰 | 月収保証、完全自動、スマホだけなど |
✅ 提供者の実績が不明 | 顔出しなし・偽名・法人実態なし |
✅ 教材が抽象的 | 一般論ばかりで実践的でない |
✅ コンサルが機能しない | 実質「放置」でサポートなし |
✅ 返金保証がない | 「PDFは情報提供のため返金不可」と記載 |
✅ 被害に遭ったらどうする?
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カード会社へ「チャージバック」申請
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国民生活センターに相談
→ 消費者ホットライン188 -
特定商取引法の違反をチェック(記載義務の項目がある)
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警察・弁護士に相談(詐欺罪の可能性)
✅ 安心できる教材の見極めポイント
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実際の運営者情報・会社名・連絡先の記載がある
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無料コンテンツでも価値がある
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教材の中身をある程度公開している(目次、サンプルなど)
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クチコミがSNS以外(レビューサイト等)にも存在する
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初心者向けでも「稼げる保証」はしない
✅ まとめ:「EC教材=詐欺」ではないが、選定は慎重に
2020年以降、副業ブームに乗じた詐欺教材は急増しました。
特に「EC×自動化」「月収保証」「無在庫転売」のキーワードが出てくる商材は要注意です。
情報弱者を狙う仕組みは、あなたの財布と信頼を確実に奪っていきます。
「これはうまい話すぎないか?」と一歩立ち止まる冷静さを持つことが、最大の防御策です。